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南亜科・イノテラ、10月は2けた減収


ニュース 電子 作成日:2010年11月4日_記事番号:T00026344

南亜科・イノテラ、10月は2けた減収

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が3日発表した10月売上高は、DRAM価格下落を受けて南亜科技が前月比17.1%減、イノテラが同19.3%減でともに10%台後半の減収幅を記録した。4日付工商時報が伝えた。

 南亜科技の10月売上高は37億7,900万台湾元(約102億円)で、昨年8月以来の低い水準となった。同社は「当面の需要は低迷しているが、出荷量は増加ペースを維持している。11月は増収に転じる」との見方を示した。

 イノテラの10月売上高は29億300万元で、昨年7月以来の最低となった。

 DRAMオファー価格は10月下旬、1ギガビット(Gb)DDR3チップが15.66%下落して平均1.53米ドルまで落ち込み、コストを割り込む水準に近づいている。