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コリンの新荘SC、4度目も流札


ニュース 建設 作成日:2010年11月5日_記事番号:T00026357

コリンの新荘SC、4度目も流札

 
 経営再建中の家電大手、歌林(コリン)による台北県新荘市のショッピングセンター(SC)の4度目となる売却入札が4日行われた。最低入札価格を38億台湾元(約102億3,000万円)と前回よりも36.37%引き下げたものの、今回も入札者が現れず流札となった。5日付経済日報が報じた。

 同SCはコリンの財務危機を受けて建設が中断され、昨年7月より引受先を探している。敷地面積1万1,400坪、完成後の床面積3万2,800坪で、今回1坪当たりの最低入札価格は33万1,000元と、周辺の工業用地と同水準まで下がった。しかし新荘副都心や都市交通システム(MRT)の駅と離れた交通便の悪さ、およびコリンと開発を請け負った業者の間で工事代金約10億元の支払いをめぐりトラブルが起きており、これらの要素が開発業者に入札への参加をためらわせている原因とみられる。