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CMC、水陸両用の電気自動車を発表


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年11月5日_記事番号:T00026367

CMC、水陸両用の電気自動車を発表

 
 中環集団(CMCマグネティクス)は4日、世界初となる水陸両用の電気自動車「スルーバス」を発表し、電気自動車市場への参入を果たした。6日に開幕する台北国際花卉(かき)博覧会(花博)で、会場付近を流れる基隆河での来場客輸送手段として採用されるほか、既に量産態勢を整え、受注を開始した。5日付自由時報などが伝えた。
 
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CMCの「スルーバス」。花博には合計4台が投入される(4日=中央社)  

 スルーバスは内装が小型乗用車に似た9人乗りで、ニッケル亜鉛電池を動力源としている。1回2時間の充電で約100キロメートルの走行が可能。最高速度は陸上90キロ、水上約12キロだ。上部にはCMC傘下の富陽光電(サンウェル・ソーラー)が開発した高効率の半透明シリコン薄膜太陽電池を採用している。

 CMCは電気自動車の研究開発(R&D)を継続し、将来的にグループの新たな収益源として育成したい構えだ。