ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ウィンテックのAMOLEDパネル、桃園県に新工場か【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月5日_記事番号:T00026369

ウィンテックのAMOLEDパネル、桃園県に新工場か【図】

 
 5日付工商時報は、中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)が2012年の操業開始を目指す、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式液晶パネルの新工場は、生産にTFT(薄膜トランジスタ)が必要となることから、桃園幼獅工業区(桃園県楊梅鎮)のTFT工場そばになると報じた。
 
T000263691

 
 黄顕雄同社董事長は、AMOLEDパネルは今後、ハイエンド・スマートフォンへの浸透が進み、タブレット型パソコンへの応用も見込まれるとの見方で、「TFTパネルメーカーとしての経験とAMOLED研究開発チームの成果を、新工場で結実させたい」と語った。

 ウィンテックは来年、今年(130億台湾元)から大幅増となる300億元(約807億円)の設備投資を行うと工商時報は予測しているが、同社は「AMOLEDパネルへの投資額は、当初は大きくない」としており、市場の状況を見ながら展開を拡大する方針だ。

 同社はまた、中国・東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)でタッチパネルセンサーおよびモジュールを主力とする工場の設置を計画している。投資金額は113億人民元(約1,370億円)に達すると中国メディアは報じている。