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奇美電のLEDパネル、Q4は150万枚に回復


ニュース 電子 作成日:2010年11月5日_記事番号:T00026371

奇美電のLEDパネル、Q4は150万枚に回復

 
 5日付電子時報によると、液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、第4四半期の発光ダイオード(LED)バックライト採用のパネル出荷枚数が150万枚水準に回復し、友達光電(AUO)との差を縮める見通しだ。

 奇美電は母集団の鴻海科技集団(フォックスコン)とソニーの提携関係により、来年、ソニーのLEDテレビ向けで、液晶パネルの主要サプライヤーとなりそうだ。来年第1四半期のLEDパネルの出荷枚数は200万〜300万枚、これに対しAUOは300万〜400万で、依然激しい綱引きが見込まれる。

 なお、AUOは第3四半期、台湾パネル業界で唯一の黒字を計上したが、これには同社がLEDテレビ向けのパネル出荷で、他社を上回ったことが挙げられる。AUOの出荷する液晶テレビ用パネルのうち、LEDテレビ向けは30%で、世界平均の20%を上回っている。同社は第4四半期のLEDテレビ用パネルの単月出荷枚数は、前期並みと予想している。