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韓国パネル2強の中国投資に認可?AUO董事長が危機感【表】


ニュース 電子 作成日:2010年11月5日_記事番号:T00026372

韓国パネル2強の中国投資に認可?AUO董事長が危機感【表】

 
 5日付経済日報によると、サムスン電子とLGディスプレイ(LGD)の韓国液晶パネル大手2社が近く、中国政府から投資認可を取得するとの観測が業界で伝わっている。これについて李焜耀・友達光電(AUO)董事長は、「その情報は把握している。台湾も急がねばならない」と危機感を示した。
 
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 サムスンは江蘇省蘇州市に7.5世代工場、LGDは広東省広州市に8.5世代工場を設置する計画を持つ。中国政府より認可を得られないまま既に一定の時間が過ぎているが、業界関係者はここに来て認可の観測が伝わったことについて、「主観・客観条件から見て、中国政府が韓国勢に対し急いで認可を与えるとは思えないが、韓国勢が認可に向けてより積極的になっている可能性がある」との見方を示した。

 台湾ではAUOが今年3月に、江蘇省昆山に7.5世代工場を建設する計画を経済部投資審議委員会(投審会)に申請したが、いまだに認可が下りていない。李董事長は「ライバルとの競争に後れが出ないよう、政府は作業を速めるべきだ」と強調した。