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建設
作成日：2010年11月8日_記事番号：T00026389
グリーン建築支援、商機年1100億元
内政部と経済部はこのほど、スマート・グリーン建築への政策支援を盛り込んだ「智慧緑建築推動方案」の草案をまとめ、９日の閣議に提出する。環境配慮型のグリーン建築物を毎年470万平方メートル建設することで、少なくとも年間1,115億台湾元（約3,000億円）の商機を見込む。８日付工商時報が伝えた。
同草案は、今年から2015年までの６年間に総額32億2,000万元の支援を行い、795億元の投資誘発効果を狙う内容。それに伴う生産額は7,995億元、二酸化炭素（ＣＯ２）削減量は1,153万トン、雇用創出は25万5,000人分を見込む。
政府は今後、工事費5,000万元以上の公共施設を建設する場合、グリーン建築による施工を義務付ける方向で検討している。支援実施で、建設、家電、ハイテク、エネルギー、環境保護などの業種が恩恵を受ける見通しだ。今後は国有地売却、都市更新（再開発）、軍事関連工事などをスマート・グリーン建築のテストケースとし、奨励措置も導入する。
