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作成日：2010年11月8日_記事番号：T00026390
漢翔航空、ボーイング787の水平尾翼納入へ
漢翔航空工業（ＡＩＤＣ）はこのほど、ボーイング787型機の水平尾翼の供給業者として認められ、来年中にも納入を開始する。６日付工商時報が伝えた。
同社の邢有光董事長は「既にボーイング737、747型機で関連部品を受注しており、ボーイングから高い評価を得ているため、787型機の水平尾翼受注につながった」と述べた。
ボーイングは現在、787型機で800～900機を受注しており、漢翔は将来的な受注規模が40億台湾元（約108億円）以上になると試算している。同機の水平尾翼を受注するのは、イタリア企業に続き２社目となる。材料には主に複合素材が使われ、今後は下請け企業と部品の生産委託について交渉を進める。
漢翔はまた、エアバスＡ380型機の水平尾翼部品も間接受注しており、来年以降は製造部品を増やす予定だ。
