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サラダ油、3カ月で25%値上がり


ニュース 食品 作成日:2010年11月8日_記事番号:T00026393

サラダ油、3カ月で25%値上がり

 
 大豆やトウモロコシの国際相場上昇を受け、サラダ油価格が業務用18リットル缶で800台湾元(約2,150円)を超え、過去2年で最高となっている。7月の630~640元から3カ月で25%の値上がりだ。これを受け、小売業者も家庭用サラダ油の割引幅を縮小する方向で検討している。8日付自由時報が伝えた。

 サラダ油価格の急上昇は、政府が6月から穀物に対する関税3.25%と営業税(付加価値税)5%の課税を再開したことも背景にある。業者は8.25%のコスト増加分を、7月以降、段階的価格に反映させている。

 また小麦も、同様に国際価格の上昇と課税再開を受け、強力粉・中力粉・薄力粉が7月から3度にわたり値上げが行われている。1回の上げ幅は22キログラム1袋当たり30~60元。

 一方飼料は、食用鶏の価格低迷から10月まで価格が据え置かれ、年初からの上げ幅は1キロ当たり1.3元で1割未満にとどまっている。