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台湾受託メーカーの液晶テレビ、来年出荷6250万台=TRI【表】


ニュース 家電 作成日:2010年11月8日_記事番号:T00026396

台湾受託メーカーの液晶テレビ、来年出荷6250万台=TRI【表】

 
 シンクタンク、拓ボク産業研究所(ボクは土へんに僕のつくり、TRI)の張乗維アナリストの分析によると、来年、台湾の液晶テレビ受託メーカー各社の出荷台数は、日本、韓国ブランドからの受注が伸び、今年比34%増の6,250万台に達し、全世界の受託生産の30%を占める見通しだ。8日付経済日報が伝えた。
 
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 張アナリストによると、▽来年は新興市場の需要増加▽中国による家電購入補助政策延長▽欧米市場での買い替え需要▽スマートテレビの市場投入──など好材料がそろい、世界市場全体の液晶テレビ出荷台数は2億1,100万台に達するとみられる。このうち新興市場での出荷台数が1億1,500万台で55%を占め、先進国の9,600万台を初めて上回ると予測している。

 なお、今年の台湾受託メーカーの出荷台数は、前年比93%増の4,670万台となる見通し。鴻海精密工業、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)など受託メーカー各社は軒並み70%以上の出荷成長を記録する見通しだ。