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アリアンツとマニュライフ、台湾撤退を否定


ニュース 金融 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026415

アリアンツとマニュライフ、台湾撤退を否定

 
 独アリアンツ生命保険(安聯人寿保険)とカナダ系のマニュライフ生命保険(宏利人寿保険)は8日、台湾市場からの撤退に向けて事業の売却先を模索しているとの市場観測をともに否定した。9日付蘋果日報が伝えた。

 マニュライフグループのクック・アジア地区上級副社長兼ゼネラルマネージャーは、「台湾はアジア地域で欠かせない拠点であり、成長が最も早い市場の一つだ」と述べ、今後も台湾市場の開拓に当たる姿勢を示した。

 アリアンツ生命の陳俊宏マーケティング・広報副総経理は、撤退の背景として指摘された、保険会社に多額の責任準備金積み立てを強いる会計基準「財務会計準則公報第40号」の施行について、影響は大きくないとの見方を示し、「当社の経営状況は、これまで台湾を撤退した他社と異なる。現時点では台湾拠点の経営を継続する」と述べた。