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食器ブランドのJIA、故宮博物院とコラボ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026416

食器ブランドのJIA、故宮博物院とコラボ

 
 食器ブランドのJIA(品家家品)は8日、新光三越百貨・台北信義新天地A9館に台湾初となるコンセプトストアをオープンした。また林安鴻JIA総経理はこのほど、台湾に研究開発(R&D)センターを設立するほか、来年2月には故宮博物院との提携によるダブルブランド商品を個数限定で発売することを明らかにした。9日付工商時報が伝えた。

 2007年設立のJIAは香港に本拠地を置くが、創業者の林総経理は台湾出身。3年で世界20数カ国・地域に進出し、ルイヴィトンのLVMHグループ傘下、ボン・マルシェ百貨店にも店舗を構える。欧州やアジアの博物館や美術館、ミシュラン3つ星クラスの高級レストラン、バーなどでその商品が採用され、今年はスチーマー(蒸し器)が日本のグッドデザイン賞を受賞した。

 林総経理は、主力の食器や調理用品のほか、今後はインテリアや家具などの事業も展開する方針を示した。また、今年の売上高は前年比4倍となる800万米ドルが見込まれ、5年目からの黒字転換を目指すと述べた。