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水ナン貿園区開発、来年にもBOT方式で入札


ニュース 建設 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026419

水ナン貿園区開発、来年にもBOT方式で入札

 
 台中市政府は8日、総額400億~600億台湾元(約1,070億〜1,610億円)を投じ、水ナン空港(ナンはさんずいに南)跡地を再開発する「水ナン経貿園区開発計画」について、ドーム競技場、観光ホテル3棟などを含め半数以上をBOT(建設・運営・譲渡)方式で開発する計画を明らかにした。9日付工商時報が伝えた。

 胡志強市長は「台中のプロジェクトは台中人の手で」と呼び掛け、地元デベロッパーの参入に期待感を示した。

 朱蕙蘭・市経済発展処長はBOT事業の展開について、「計画策定は年内に完了し、来年にも国際企業誘致説明会を開く」と述べた。

 BOT部分は包括開発方式が取られ、外資企業が事業権を取得しても、一部工事が台中の地場建設業者に発注される。

 水ナン経貿園区は総面積254ヘクタールで、大公園(70ヘクタール)、公共施設、会議展示施設(展示ブース5,000個)、大型ドーム競技場(1万5,000人収容)、中華民国建国100年を記念する「台湾精神塔」などから成る。公園や美術館、図書館、博物館、台湾精神塔の設計は、国際公募で決定される。