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燁輝と盛餘、12月も受注好調


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026423

燁輝と盛餘、12月も受注好調

 
 めっき鋼および焼付鋼大手の盛餘(SYSCO)と燁輝企業は、11月分の受注が既に満杯で、12月も好調となっている。業界関係者は、中国鋼鉄(CSC)の価格発表が早まったことでオファー価格を出しやすくなった上、亜鉛・アルミめっきおよび塗装コイルの輸出価格が安定していることが主因だと分析している。また、台湾元の為替相場が引き続き上昇するとの懸念から、発注を急ぐ海外メーカーもあるようだ。9日付工商時報が伝えた。

 SYSCOは12月の受注状況について、亜鉛・アルミめっきおよび塗装コイルは満杯、計5万トンに達していると説明した。主に東南アジアや米国からで、値下げ要求もあるが、コスト負担を考慮し値下げは行わない方針だ。

 燁輝も12月は、8万トン前後の受注を確保、間もなく満杯となる見通しだとしている。また、今年は東南アジアおよびオーストラリア向け輸出が前年比約5割増と大幅に伸びている。