ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

液晶モニターのLED浸透率、今年は20%どまり


ニュース 家電 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026424

液晶モニターのLED浸透率、今年は20%どまり

 
 9日付電子時報によると、液晶モニターの今年の世界市場規模は前年比で横ばいまたは縮小する見通しで、液晶モニターへの発光ダイオード(LED)バックライト採用パネルの浸透率は15〜20%にとどまるもようだ。

 第3四半期の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)採用パネル価格の下落により、現在、LEDパネル採用モニターの販売価格はCCFLパネル採用モニターを3.5〜10米ドル上回っており、市場への浸透スピードを鈍らせている。

 一方、メーカー各社は使用するLEDの数を減らすなどの改良によりパネル生産コストの抑制を進めており、来年にはコスト面や部材供給不足などの問題が改善され、LEDパネル採用モニターの浸透率は40〜50%まで大幅拡大するとみられる。

 なお、液晶モニターの来年の世界市場規模は、今年と同水準の1億7,000万台が予想されている。