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クアンタ、10月は6.8%減収【表】


ニュース 電子 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026428

クアンタ、10月は6.8%減収【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が8日発表した10月連結売上高は、前月比6.8%減、前年同月比4.77%増の901億2,000万台湾元(約2,420億円)だった。1~10月累計では前年同期比47.5%増の8,955億7,600万元。9日付経済日報が伝えた。
  
 同社10月のノートPC出荷台数は、過去最高を記録した前月から10%減少し450万台だった。1~10月累計では4,220万台で、梁次震董事長は「通年5,000万台の目標達成は問題ない」との見通しを示した。

 一方、緯創資通(ウィストロン)の10月連結売上高は前月比14.75%減、前年同月比0.62%減の529億1,200万元だった。ノートPCと液晶テレビを中心に出荷台数が減少した。第4四半期は前期比0~5%増を見込んでいる。

 10月のノートPC出荷減について証券会社は、中国の国慶節(建国記念日)連休向けの需要好調と、欧米のクリスマスシーズン向け出荷が海運輸送に切り替わったことで早まり、9月の数値が高くなったためで、予想通りだとした。ノートPC受託各社の第4四半期出荷台数は、月ごとに伸びるとみている。

 なお、英業達(インベンテック)の10月売上高は前月比15.89%増、前年同月比3.07%増の319億6,900万元だった。
 
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