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AUOとハンスターの10月売上高、出荷伸びず2けた減収


ニュース 電子 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026432

AUOとハンスターの10月売上高、出荷伸びず2けた減収

 
 友達光電(AUO)と瀚宇彩晶(ハンスター)は10月、液晶パネル価格の下落と出荷減によって、ともに2けた台の大幅減収となった。AUOの連結売上高は、前月比16.3%減、前年同月比11.3%減の351億3,100万台湾元(約943億円)、ハンスターが前月比15.8%減、前年同月比33.5%減の33億2,800万元だった。9日付電子時報が伝えた。

 AUOの10月のパネル出荷枚数は、▽大型、915万枚(前月比3.8%減)▽中小型、1,776万枚(11.7%減)──、ハンスターは、▽大型、37万8,000枚(0.8%減)▽中小型、2,857万枚(14%減)──となった。

 電子時報によれば、IT(情報技術)製品向けのパネル価格は11月上旬、一部製品が1〜2米ドル値上がりするなど反発に転じた。テレビ用パネル価格も、春節(旧正月、来年は2月上旬)休暇を控えた中国市場向けの在庫積み増し需要などで、第4四半期中に底を打つ見通しだ。