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UMCの10月売上高、前月比2%減も高水準【表】


ニュース 電子 作成日:2010年11月9日_記事番号:T00026435

UMCの10月売上高、前月比2%減も高水準【表】

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が8日発表した10月売上高は、前月比2.23%減、前年同月比15.09%増の107億台湾元(約290億円)で、前月比微減となったものの市場の予想通り高い水準を保った。1~10月累計では前年同期比42.25%増の998億1,100万元に達した。9日付経済日報が伝えた。
 
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 第4四半期は12インチウエハー工場の稼働率が90~93%に低下する見通しだが、米ドル建て売上高は前期と同水準となると予測されている。ただ、台湾元換算では、台湾元高の進み具合によって減収となる見通しだ。

 一方、UMC傘下のIC設計各社は軒並み減収だった。うち減少幅が最小だったのは智原科技(ファラデー・テクノロジー)で、前月比1.63%減の5億4,100万元。盛群半導体(ホルテック・セミコンダクター)は前月比13%減の2億7,900万元。聯陽半導体(ITEテク)と原相科技(ピクスアート・イメージング)は両社ともに前月比15%以上減少し、それぞれ2億8,000万元余り。矽統科技(SIS)は前月比20%減の1億9,000万元で、減少幅はUMC傘下で最大だった。