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科学園区、工場の環境対策を推進


ニュース その他分野 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026439

科学園区、工場の環境対策を推進

  
 行政院は9日、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)および竹科宜蘭基地で、行政院国家科学委員会(国科会)が推進役となり、工場の環境対策を進める内容の「智慧緑建築推動方案(スマートグリーン建築推進プラン)」を決定した。10日付工商時報が伝えた。

 同方案は内政部が取りまとめたもので、来年から2015年までに総額32億台湾元(約87億円)を投じ、296億元の投資誘発効果、24万3,000人分の雇用創出、1,442万トンの温室効果ガス削減を見込む。

 対象は安全管理、室内環境(温度、湿度管理)、自動制御(自動化感知管理)、空調省エネ、照明、エネルギー、省エネ家電、節水の各分野で、毎年1,000億元以上の商機を見込む。基準を満たす工場には、認証マークが付与される。

 一方、コンビニエンスストアを対象にした「緑色商店分級認証制度(グリーン商店分類認証制度)」も来年1月から実施される。当初の対象は2,000店で、照明、電気機器、空調、冷蔵設備の省エネ化に総額5,000元の奨励金を支給する。