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燃油サーチャージ、15日から引き上げ


ニュース 運輸 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026444

燃油サーチャージ、15日から引き上げ

 
 国際原油価格の上昇を受け、中華航空(チャイナエアライン)や長栄航空(エバー航空)、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)など航空各社は、今月15日から航空路線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き上げる。短距離ではこれまでの往復17.5米ドルから20米ドルに、長距離では同45.5米ドルから52米ドルに引き上げられる。10日付工商時報が伝えた。
 
 国際原油価格は、第3四半期の1バレル当たり76.5米ドルから、10月に82米ドル、最近は86米ドル台で推移している。第4四半期の平均が87米ドルと仮定すると、中華航空で前期比10億1,300万台湾元(約27億4,500万円)の支出増となり、燃油サーチャージの引き上げで補っても6億800万元の負担増となる見通しだ。

 ただ航空会社の燃油調達は米ドル建てで行われるため、最近の台湾元の為替相場上昇により、負担増が抑えられている側面もある。