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住友電工、ソーワイヤー製造販売会社設立へ


ニュース その他製造 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026452

住友電工、ソーワイヤー製造販売会社設立へ

 
 住友電気工業は9日、シリコンインゴットや水晶インゴットなどの切断加工に用いられるソーワイヤーの製造販売、アフターサービスを担う100%出資の新会社を、年内にも台湾に設立すると発表した。現在、太陽電池用シリコンインゴットの切断用途に同製品の需要が急速に拡大していることを好感したもので、新会社は桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)に設置する予定だ。

 新会社の名称は「台湾住電鋼線」の予定で、資本金1億3,000万台湾元(約3億5,000万円)。2011年3月に従業員30人で稼働を開始する計画だ。台湾でのソーワイヤー製造は同社が初めて。

 住友電工グループは、ソーワイヤーの母線生産(上工程)を日本で、仕上げ伸線などの下工程を日本と中国で行ってきた。今後は、需要成長の著しい台湾市場での販売拡大、シェア首位獲得を目指し、台湾新会社でも母線の最終製品化を行う。

 同時に、台湾への供給に向け日本での母線生産能力増強も図る構えだ。これに関連する同グループの今年度設備投資額は20億円。