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長興化学と三菱樹脂、中国で光学ポリフィルム販売へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026454

長興化学と三菱樹脂、中国で光学ポリフィルム販売へ

 
 樹脂最大手、長興化学工業(エターナル・ケミカル)は、三菱樹脂(東京都中央区、吉田宏社長)が中国に設立する光学用ポリエステルフィルム製造販売会社の三菱樹脂聚酯膜(蘇州)へ20%の出資を行うことで合意した。三菱樹脂が8日発表した。

 長興化学は、投資主体となる高新PETFILM投資を通じて資本参加する。資本総額は資金需要に合わせて85億円まで段階的に積み増す予定。三菱樹脂の出資比率は80%で、長興化学は2012年12月末までに出資を完了する。

 フラットディスプレイに使用される光学用ポリエステルフィルムは、液晶テレビの販売増や画面の大型化に伴い需要が高まっている。三菱樹脂は、拡大する中国市場での需要取り込みを狙う。13年4月に第1生産ライン(年産能力2万2,500トン)で生産を開始し、2年後に同規模の第2生産ラインが稼働、その時点で年間売上高200億円を目指す。