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コンパル、10月は4%減収


ニュース 電子 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026457

コンパル、10月は4%減収

 
 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の10月連結売上高は、前月比3.97%減、前年同月比3%増の770億3,100万台湾元(約2,090億円)だった。前月比減収となったのは、ある顧客が商用機種の出荷調整を行ったため、10月の出荷台数が430万~440万台にとどまり、過去最高だった前月460万台より4.4~6.5%減少したためだ。10日付蘋果日報などが伝えた。

 同社は、コンシューマー向け機種の需要は予想通りだったとし、第4四半期の前期比5~10%出荷増に自信を示した。11月は前月比減となるが、12月にかけ緊急受注などが増えると見込む。来年第1四半期は中国の春節(旧正月)向け需要で、横ばいか小幅成長との見通しだ。

 一方、同社の10月の液晶テレビ出荷台数は70万~80万台で、前月の50万台から大きく成長した。日本の顧客が加わったことで、通年500万台以上の目標達成は確実、540万~550万台も狙えると楽観している。