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ブリヂストンとデルタ、電子ペーパーで提携【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026460

ブリヂストンとデルタ、電子ペーパーで提携【図】

 
 ブリヂストンは9日、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)と次世代電子ペーパーデバイスの開発から市場開拓に至る幅広い分野で協力していくことに基本合意したと発表した。
 
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 双方はブリヂストンが独自に開発した電子ペーパー技術「QR−LPD」(クイック・レスポンス液体パウダーディスプレイ)とデルタの技術を組み合わせ、電子ペーパー市場で新製品を共同開発する。ブリヂストンは今後、「AeroBee」(エアロビー)というブランド名で電子ペーパー事業を推進していく計画だ。

 ブリヂストンによると、QR−LPDとは、粉体でありながら液体同様の流動特性を持つ「電子粉流体」を空気中で移動させることにより、圧倒的な超高速反応を実現した技術。

 デルタはブリヂストンの電子ペーパーモジュールを活用し、次世代電子ペーパーデバイスやアプリケーションの開発を行う。両社はまず、中華圏で電子ブックリーダーや電子広告の市場に参入し、世界的な事業展開を図る。

 10日付蘋果日報によれば、デルタは当初、提携先の麗訊科技(Vivitek)のブランドを使用し、来年初めにも画面サイズ8.2インチの電子ブックリーダーを発売するとの観測もある。