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ピクスアート、Q4は3割減収か


ニュース 電子 作成日:2010年11月10日_記事番号:T00026464

ピクスアート、Q4は3割減収か

 
 聯華電子(UMC)傘下のコンタクトイメージセンサー設計大手、原相科技(ピクスアート・イメージング)は9日の業績説明会で、第4四半期は前期比30%の減収となり、四半期ベースで今年最も低い水準となるとの見通しを示した。10日付経済日報が伝えた。

 黄森煌同社総経理は減収要因として、光学式マウス用チップの在庫水準が高いことに加えて、ゲーム機の入れ替え時期に当たり、受注が伸びないためと説明した。

 第4四半期の製品別売上高は、光学マウス用チップが20%減、ゲーム機用が40%減、パソコン内蔵カメラ用が30%減となる見通し。同業の安華高科技(アバゴ・テクノロジーズ)がOEM(相手先ブランドによる生産)による顧客獲得に積極的に動いていることも受注減に影響している。

 ピクスアートの第3四半期売上高は、前期比17.7%減の9億7,500万台湾元(約26億4,000万円)、純利益は同28.4%減の2億400万元だった。