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台北晶華酒店の歩道で転倒、ホテル側に賠償責任


ニュース 社会 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026471

台北晶華酒店の歩道で転倒、ホテル側に賠償責任

 
 台北市の高級ホテル、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)の出入り口付近で歩道の傾斜が急だったために転倒し、左足を骨折したとして、ホテル側に損害賠償を求めた訴訟で、台北地方法院は原告の女性の主張を認め、ホテル側に賠償金19万台湾元(約52万円)の支払いを命じた。11日付中国時報が伝えた、

 原告は美容クリニックの総経理を務める薬剤師の女性で、2007年12月、同ホテルで結婚式に出席後に、正面入り口付近の歩行者用スロープで転倒した。原告はスロープの傾斜が急だったことと、敷かれていた石材が滑りやすかったことが原因だとして、ホテル側に約230万元の損害賠償を求めていた。

 判決で台北地方法院は「ホテル側は『転倒注意』と表示していたものの、責任の半分を追うべきだ」と判断した。

  ホテル側は「判決は双方の過失を認めるものであり、道義的責任から医療費用の一部を負担したい」とコメントした。