ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026480
統一超商(プレジデント・チェーンストア)が運営するコーヒーチェーン、スターバックス(星巴克)は、コンビニエンスストアなどが相次いで安価なコーヒーの販売を始めたことで一時苦戦したが、最近は文人風、骨董家具風など個性あふれる店舗展開で業績を伸ばしている。11日付経済日報が伝えた。
台湾の消費者の間では、既にコーヒーチェーン文化が定着しており、今後はコーヒーの質的向上に合わせ、各店の特色が生き残りの鍵になる。スターバックスの戦略は、店舗ごとの個性ある店舗づくりにある。徐光宇・統一星巴克総経理は「来年も個性あるコーヒーショップ文化の展開に向け、周辺の商圏環境に合わせた雰囲気の店づくりを進める」と語った。
統一星巴克は今年、新規店と既存の20~30店舗に1億台湾元(約2億7,000万円)以上を投資し、店内の改装を進めてきた。また、今年は過去3年で最多の10カ所以上に新規出店した。
こうした取り組みの結果、統一星巴克の2010年6月中間決算では、利益が1億8,000万元に達し、統一超商の持ち分法利益は前年同期の3倍の5,411万元となった。来年は店舗数が250カ所に達する見通しだ。
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