ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾卜蜂、外食事業を強化


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026481

台湾卜蜂、外食事業を強化

 
 タイ食品大手、ジャルーン・ポーカパン・フーズ(CPF)傘下、卜蜂企業の鄭武樾董事長は、今年開設した軽食・弁当店「六星便当(シックススター)」および新たに展開する焼き鳥屋台「五星烤鶏(ファイブスター)」2ブランドの店舗数を増やす可能性もあると述べ、外食市場をさらに開拓する姿勢を示した。11日付工商時報が伝えた。

 「六星便当」は既に台北2店舗、南投に1店舗を構える。「五星烤鶏」はCPFが既にタイで展開しており、これを台湾に導入することになる。なおこれらの店舗では自社グループの鶏肉を利用したメニューを提供する。

 同社は10月の売上高が前年同月比2.68%減の11億5,700万台湾元(約31億6,000万円)、1~10月累計は前年同期比9.23%増の115億2,100万元となっている。第3四半期の営業純利益は2億2,700万元で昨年と同水準だが、本業以外の収益が大幅に伸びており、純利益は2億8,000万元となった。

 鄭董事長は、本業の畜産業では今年、卵価格や鶏肉、鴨肉市場が低迷し、運営状況がやや苦しいとしながら、出資事業が業績に貢献していると説明した。