ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

砂糖・きな粉など、関税を引き下げ【表】


ニュース 食品 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026483

砂糖・きな粉など、関税を引き下げ【表】

 
 商品先物価格の値上がりを受け、財政部は10日関税税率委員会を開き、砂糖(粗糖・精製糖)、バター、コーンスターチ、きな粉の関税率を引き下げることを決めた。砂糖の関税引き下げは初めてとなる。11日付工商時報が伝えた。 
 
T000264831

   
 砂糖などの商品先物は、産地の天候不順に加え、米国による追加的な量的緩和策で供給された資金が投機の原因となり、砂糖は過去30年で最高の水準まで高騰している。このため、砂糖を原材料として使用する製菓業界などは最近、財政部に緊急関税引き下げ措置を講じるよう強く求めていた。小麦に関しては、現在のところ短期的な値上がりにとどまっているとして、関税引き下げが
見送られた。

 税率(かっこ内は引き下げ前)は、▽粗糖、4.68%(6.25%)▽精製糖、13.12%(17.50%)。バター類で、▽クリームチーズ、3.75%(5%)▽無水乳脂肪、6%(8%)▽コーンスターチ、3%(6%)▽きな粉、1.5%(3%)となる。