ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TPVの台湾経営本部、年末に決定


ニュース 電子 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026485

TPVの台湾経営本部、年末に決定

 
 液晶モニター受託生産世界最大手、台湾系で中国に拠点を置く冠捷科技(TPVテクノロジー)はこのほど、台湾に設置する経営本部の具体案が年末に決定するとの見通しを明らかにした。現段階で場所は新竹で、1,700人の研究開発(R&D)要員、300人の営業、調達、管理担当の要員を配置する予定だ。11日付電子時報が報じた。

 同社は今年の液晶モニター出荷台数は5,500万台で世界シェア33%を占め、液晶テレビは世界3位の1,500万台を見込む。これに伴う台湾メーカーからの調達額は1,200億台湾元(約3,280億円)に達する見通しだ。

 電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)によると、今年第3四半期、台湾の液晶テレビ受託メーカー各社による出荷台数は前期比20.5%増の946万台。鴻海精密工業/奇美電子(チーメイ・イノルックス)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)の上位5社はいずれも100万台以上の出荷となった。鴻海/奇美電は出荷台数で第2四半期の5位から3位へと順位を上げた。