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大衆電脳、Win7搭載タブレットPC発表


ニュース 電子 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026489

大衆電脳、Win7搭載タブレットPC発表

 
 大衆電脳(FIC)は10日、台湾初となる「ウインドウズセブン(Windows7)」搭載のタブレット型パソコン「Tycoon」を自社ブランドで発表した。同OS(基本ソフト)を採用したことについて簡民智・同社営運長は「ウインドウズは依然、市場での受容度がほかのOSに比べ高いため」と説明。威宝電信(ビボテレコム)との提携で販売するが、今後は他の通信キャリアとも交渉を行う構えだ。11日付電子時報などが報じた。
 
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大衆電脳のタブレットPC「Tycoon」。プロセッサはインテルAtomN455、ディスプレイは10.1型を搭載、希望小売価格は1万9,800元(同社提供)
 
 大衆電脳は、今年上半期にウインドウズセブン搭載タブレットPCを開発。主に中国の漢王科技(ハンボン・テクノロジー)に向けに受託生産を行っていた。同社は「自社ブランドによる販売は台湾だけで、顧客との衝突は起きない」としている。

 簡営運長はタブレットPCの出荷台数について、「台湾での自社ブランドによる販売は単月1,000台以上が可能」と語り、さらに海外市場向けの受託生産では、来年同5万台以上が見込めると期待を示した。