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ウィンテック、タッチパネル値上げか


ニュース 電子 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026492

ウィンテック、タッチパネル値上げか

 
 11日付経済日報によると、アップル、ノキアなどにタッチパネルを供給する勝華科技(ウィンテック)が、台湾元高により供給価格の引き上げ交渉を行うことを検討しており、同業の宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)、介面光電(Jタッチ)が追随するとの観測がでている。

 ウィンテックの黄忠傑財務処長は10日メディアの取材に対し、「台湾元の対米ドルレートが1元高くなると粗利益率が0.5%低下する」と指摘した。同社は取引の9割が米ドル建てで、1ドル=30元を切った場合、業績に大きな影響があるため、「元高が続けば、値上げも検討する」と語った。

 ウィンテックが値上げを行った場合、アップルのサプライチェーンを形成するデジタルカメラ用レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)、鴻海精密工業、正イ精密工業(イは山の下に威、フォックスリンク)なども追随し、アップルが来年発売する新製品が値上がりする可能性もあるとの観測も出ている。