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AUO第4世代工場、タッチパネルに転換


ニュース 電子 作成日:2010年11月11日_記事番号:T00026494

AUO第4世代工場、タッチパネルに転換

 
 液晶パネル大手、友達光電(AUO)はこのほど、消費性ディスプレイ事業群内に、大中小型タッチパネルやタッチインターフェイスの開発に取り組む、タッチ製品専従部門を設置した。また同社は今後、第4世代工場を段階的にタッチパネル生産へと転換する方針で、既に一部ラインで生産を開始している。11日付電子時報が報じた。

 AUOの彭双浪執行副総経理は、「タッチパネルの応用範囲は拡大の一途で、需要の増加に伴い、当社も旧世代ラインの同製品への転換を図る」との方針を示した。ただ、現段階でタッチパネルは、ガラス式、フィルム式を問わず、外部調達が大きな比重を占めており、そのうちガラス式は傘下の達虹科技(CANDO)からが主となっている。

 なお来年のタブレット型パソコン用パネル出荷について同社は、「成長が始まったばかりで予想が難しい」としつつ、低価格ノートPC(ネットブック)向けと同水準の4,000万台以上、最大で8,000万枚もあり得るとしている。

 このほかアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル工場は、今年第3四半期に設備搬入を終え、来年第2四半期に量産を開始できる見込みだ。