ニュース 医薬 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026505
ワクチン製造の国光生物科技(アディミューン)は、現在のワクチン生産能力2,000万本分以上に対応する注射剤充填ラインを、7億台湾元(約19億円)をかけ台中に新設する。12日付経済日報が伝えた。
同社によると、昨年からインフルエンザワクチン工場が新たに稼動し、年産能力は3,000万本分に達した一方、充填設備の不足から、同工場で生産できるのは200万本分にとどまっている。同社は今回新設する充填ラインが稼動すれば、現在のワクチン生産能力を十分に活用できると指摘した。また、新たな充填ラインが加わることで空いた設備を利用し、海外向け受託製造を行う方針だ。既に海外企業と交渉を進めているという。
同社のインフルエンザワクチンは今年8月末、欧州医薬品審査庁(EMEA)による製造工程の審査を受け、来年にも薬品として欧州で認可を受ける見通しだ。米食品医薬品局(FDA)にも近く認可を申請する。
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