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HTC機種の供給不足、「12月にやや改善」


ニュース 電子 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026517

HTC機種の供給不足、「12月にやや改善」

 
 スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の董俊良・アジア太平洋地区副総経理は、基本ソフト(OS)にグーグルの「アンドロイド」やマイクロソフトの「ウインドウズフォン7(WP7)」を搭載した新機種が供給不足となっているが、「12月中にやや改善する」との見通しを示した。また今回の供給不足により、年末のハイシーズン需要が来年第1四半期まで伸びると期待している。12日付電子時報などが報じた。

 董副総経理は、新製品の発売がこの2〜3カ月内に集中したことで部品供給や生産能力が追いつかず、さらに欧米のクリスマスシーズン向け出荷が増えていることから、欧米、アジア太平洋市場ともに製品供給が不足し、通信キャリアが十分な在庫を確保できない状況となっていると説明した。ただ、供給不足解消の措置は講じており、欧米キャリアからの発注が通常水準に戻れば、12月中には状況が改善すると強調した。

 同社は第4四半期の携帯電話出荷目標を900万台、売上高目標を1,000億台湾元(約2,700億円)とし、ともに前年同期の2倍以上となる過去最高を更新する見通しだ。

 また同社は11日、台湾大哥大(タイワン・モバイル)から発売する「HTC HD7」(本体価格2万900元)、および中華電信から発売する「HTC 7 Mozart」(1万8,900元)のWP7搭載スマートフォン2機種を発表した。