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ペガトロン、漢王のタブレットPCも受注か


ニュース 電子 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026520

ペガトロン、漢王のタブレットPCも受注か

 
 12日付電子時報がパソコン部品業者の話を基に報じたところによると、華碩電脳(ASUS)から経営分離(スピンオフ)した和碩聯合科技(ペガトロン)はこのほど、中国の電子ブックリーダー最大手、漢王科技(ハンボン・テクノロジー)からタブレット型PCの受託生産を受注した。

 この部品業者によると、漢王が今年6月に台湾でタブレットPC計画を発表した際、藍天電脳(クレボ)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、緯創資通(ウィストロン)、大衆電脳(FIC)などが提携候補として挙がったが、漢王の提示した委託価格が低すぎたため、クレボが受注をあきらめ、最終的にペガトロンが引き受けたという。

 漢王はビジネス向け市場をターゲットにタブレットPC「タッチパッド」を2万台湾元(約5万5,000円)以上と決して安くない価格で販売しているが、今後1,000人民元(約1万2,400円)の機種発売も計画しているようだ。

 ペガトロンは顧客を明らかにできないとしているものの、低価格での積極受注により、
既にアップル、宏碁(エイサー)、東芝、宏達国際電子(HTC)の受注も手中に収めたとされ、ライバルに脅威となっている。