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CMC傘下のタッチパネルメーカー、日本ノートPC向け出荷開始


ニュース 電子 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026524

CMC傘下のタッチパネルメーカー、日本ノートPC向け出荷開始

 
 中環集団(CMCマグネティクス)傘下のタッチパネルメーカー、富晶通科技(トランスタッチ・テクノロジー)はこのほど、日本のノートパソコンメーカーから受注し、出荷を開始した。12日付蘋果日報が報じた。

 富晶通の徐子超業務経理によると、同社はマルチタッチ対応の抵抗膜方式タッチパネルのうち、主流の10.1インチサイズを華碩電脳(ASUS)の低価格ノートPC(ネットブック)向けに、さらに8.9インチ製品も少量ながらASUSと日本2社に出荷しているという。また別の台湾ノートPCメーカーとも商談中だ。このほか23インチ製品の開発を完了してサンプルを出荷しており、早ければ来年第2四半期までに量産できる見通しだ。

 また、静電容量方式のタッチパネルもサンプル出荷中で、来年にも量産を開始し、日本メーカーに出荷する予定だ。タッチパネル用カバーレンズは、フランスメーカー向けのほか、東芝にも月2〜3万枚の出荷を開始した。

 同社の生産ライン3本は現在、抵抗膜方式タッチパネル生産が中心で、月産能力18万枚、設備稼働率は7〜8割だ。