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IC設計業界、販売不振がQ4も継続


ニュース 電子 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026525

IC設計業界、販売不振がQ4も継続

 
 ノートパソコン関連のIC設計業者は、クリスマス商戦後の非需要期を控え、第4四半期も業績不振が続いている。12日付電子時報が伝えた。

 台湾系ノートPC受託生産メーカーの出荷量は、第4四半期に前期比で5〜10%伸びる見通しだが、IC設計業者には恩恵が及んでいない。業界関係者は、受託メーカーが上半期にICを大量発注し、在庫を消化できていないため、IC設計業者はクリスマス商戦を控えた第3、第4四半期に業績低迷が続いた格好だと指摘した。

 致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー=GMT)、聯陽半導体(ITE)、迅杰科技(ENEテクノロジー)、松翰科技(ソニックス・テクノロジー)など業界各社は、第4四半期に前期比で10〜25%の減収を見込んでいる。
 
 業界関係者は、来年第1四半期も業績不振は続き、市況回復は来年第2四半期以降になるとみている。