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10年中小型パネルシェア、台湾が首位維持=ディスプレイサーチ【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月12日_記事番号:T00026526

10年中小型パネルシェア、台湾が首位維持=ディスプレイサーチ【図】

 
 ディスプレイ市場専門の市場調査会社、ディスプレイサーチによると、今年台湾液晶パネルメーカーが出荷する中小型液晶パネルは世界市場全体の33.4%を占め、台湾勢が昨年に引き続き同市場で首位を維持する見通しだ。12日付工商時報が伝えた。
 
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 昨年の中小型パネル市場での国・地域別供給シェアは、首位が台湾(37.1%)、次いで日本(31.7%)、韓国(19.4%)。今年予測も順位は変わらないものの、日本は28.7%、韓国は23.9%となり、シェア30%台を維持するのは台湾のみとなる見通しだ。

 大型パネルが最近、在庫消化に伴い価格が下落する一方、中小型パネルはタブレット型パソコンなど消費性電子製品の好調から需要が伸びている。液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の中小型パネル生産ラインはフル稼働状態で、米国の携帯電話メーカーに出荷を開始したほか、タブレットPC用パネルの認証取得も進めており、来年には供給を開始する見通しだ。