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馬総統が最前線に、5選挙区を1日で応援


ニュース 政治 作成日:2010年11月15日_記事番号:T00026531

馬総統が最前線に、5選挙区を1日で応援

 
 5直轄市長選挙の投票日まで2週間を切った14日、馬英九総統は国民党陣営の情勢を盛り上げるべく、高雄から台北まで1日で5選挙区すべてを回り、国民党候補者への投票を訴えた。15日付中国時報が報じた。
 
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新荘市では、現職の周錫瑋台北県長らとともに投票を呼び掛け、集会は大きな盛り上がりをみせた(14日=中央社)
 
 高雄では午前9時から黄昭順候補とともに高雄県岡山鎮の国民住宅、励志新城で投票の呼び掛けを行い、民進党候補の現職、陳菊氏の市政に対し、「4年間で負債が400億台湾元(約1,100億円)も増え、台北市が200億元減らしたのとは対照的だ。高雄市は政権党を交代させてこそ発展できる」と訴えた。

 直轄市昇格で新北市となる台北県では、民進党支持者の多い新荘市で朱立倫候補の集会に参加し、中国との海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)を取り上げて、「新北市に350億元の生産額をもたらす。民進党はこのような重要なテーマに頬かむりしていることは許されず、はっきりと立場を示すべきだ」と強調し、対立候補の蔡英文・民進党主席を批判した。