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ASE一族の不動産開発会社、重慶市で高層ビル建設へ


ニュース 建設 作成日:2010年11月15日_記事番号:T00026542

ASE一族の不動産開発会社、重慶市で高層ビル建設へ

 
 日月光半導体製造(ASE)の張虔生董事長一族による上海・鼎栄房地産開発は、重慶市に中国西南部で最も高い468メートル、88階建ての高層ビルを建設する計画だ。15日付経済日報が伝えた。

 李忠晉・鼎栄副総経理によると、このビルは昨年オープンした商業ビル「日月光中心広場」前の土地に建てられる。2年以内に着工、5年以内に完成する予定だ。同ビルの建設で、同敷地内のビルは住宅ビル3棟とオフィスビル2棟となり、総面積は72万平方メートル、投資総額は130億人民元(約1,620億円)に達する見通しだ。

 日月光中心広場は、現在1日当たり1万5,000~2万人、休日には3万人が訪れる。1日の売上高は200万人民元で、国慶節(建国記念日)連休には300万元に達した。市内一の繁華街、解放碑周辺からは距離があるが、地下鉄2路線が運行し、広場に設置した屋外ステージのイベントに有名歌手を呼ぶなどして集客している。建設中の地下鉄5路線が来年5~6月に開通すれば、売上高は倍増すると見込む。