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松山たばこ工場跡の文化園区着工、13年開業


ニュース 建設 作成日:2010年11月15日_記事番号:T00026545

松山たばこ工場跡の文化園区着工、13年開業

 
 台北市の松山たばこ工場跡を文化空間として再開発する「松山煙廠文化園区」の起工式が12日行われた。13日付工商時報が伝えた。

 松山煙廠文化園区は、BOT(建設・運営・譲渡)方式で整備される。事業権は富邦建設と台湾大哥大(タイワン・モバイル)の合弁会社「台北文創開発」が獲得した。投資額は86億台湾元(約235億円)。2013年の開業を目指す。

 主要建築物は地上14階、地下4階建てで、高級ホテル、書店大手の誠品書店、クリエイティブ産業のオフィスなどが入居する。設計は省エネをコンセプトとして、日本の建築家、伊藤豊雄氏が担当する。

 なお、松山たばこ工場跡では、別の区画で多目的ドームの「台北ドーム」の建設が計画されているが、遠雄企業集団(ファーグローリー)と市側が提携業者選定をめぐり対立。さらに、設計変更に伴う環境影響評価手続きが難航し、着工が大幅に遅れている。