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バックライトモジュールの瑞儀、ソニーに供給へ【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月15日_記事番号:T00026551

バックライトモジュールの瑞儀、ソニーに供給へ【図】

 
 バックライトモジュール大手、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、来年第1四半期からソニーの32インチ型以上の液晶テレビ向けに発光ダイオード(LED)バックライトモジュールの出荷を開始する。これにより、同社の日本向け出荷比率は、船井電機、シャープと合わせて全体の1割に達する見通しだ。13日付蘋果日報が伝えた。
 
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 瑞儀のバックライトモジュールの月間出荷枚数は現在、液晶テレビ用が80万〜90万枚、モニター用が200万枚、ノートパソコン用が600万枚に達する。11〜12月、液晶テレビ用の出荷は低調となるものの、ノートPC用は海外の大型顧客から受注により順調に成長する見通しだ。

 ソニーは、液晶テレビの台湾メーカーへの委託比率を引き上げている。市場調査会社、ディスプレイサーチによれば、ソニーの来年の液晶テレビ出荷台数は3,500万台、そのうち鴻海精密工業が52%(1,820万台)、緯創資通(ウィストロン)が27%(945万台)を受注する予測だ。液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)へのパネル委託比率は27%で、約1,000万枚に上るとみられる。