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作成日：2010年11月15日_記事番号：T00026553
エピスターのＬＥＤ発光効率、業界最高の162lm／W
発光ダイオード（ＬＥＤ）最大手、晶元光電（エピスター）は、高電圧（ＨＶ）の白色ＬＥＤのパッケージング（封止）後の発光効率が世界最高の162lm／W（ルーメン／ワット）に達したと発表した。既に発光効率110lm／Wの製品を出荷しており、162lm／W製品は来年第２四半期に量産、出荷を計画している。15日付電子時報が報じた。
エピスターによると、今回の発光効率162lm／Wという数値は、45mil（ミル）の高圧ＬＥＤを使用し、電流20mA（ミリアンペア）、色温度5,000k（ケルビン）の条件下で得られた。効率向上と省エネルギーで環境にやさしく、将来は一般照明の主流になると同社は期待している。
エピスターは第３四半期売上高の20％をＬＥＤ照明関連が占めた。発光効率向上と低価格化に伴い、今後同社の主力となり、2011年には同比率が30％まで拡大すると見込む。
