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台大がん専門医院が着工、13年に完成【表】


ニュース 医薬 作成日:2010年11月16日_記事番号:T00026574

台大がん専門医院が着工、13年に完成【表】

 
 国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)は15日、アジア最大のがん診療センターとなる「台大癌医中心医院」を着工した。2013年に完成予定で、ベッド数は500床以上。同センターは鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長が台大医院に寄付した150億台湾元(約412億円)の一部で建設される。16日付工商時報が伝えた。
 
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台大がん診療センターの着工式に出席した郭台銘董事長。鴻海は健康診断サービスなど医療分野への進出を加速させている(15日=中央社)
 
 台大癌医中心医院は、台大医院公館分院の跡地に建設される。敷地面積3.1へクタール、床面積4万坪で、14階建てとする計画。研究センターは環境に配慮したグリーン建設で、新世代の量子治療センターには20億元を投じ、5台の治療機器を導入する。また、クラウドコンピューティング技術を応用した遠距離看護も行う。

 郭総裁は、07年に実弟を骨髄性白血病で亡くしたことをきっかけに、台大医院に150億元を寄付。今年3月には寄付金による「台成幹細胞治療センター」が開所している。
 
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