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ダイナパックとセルクスパート、合併計画白紙化も


ニュース 電子 作成日:2010年11月16日_記事番号:T00026578

ダイナパックとセルクスパート、合併計画白紙化も

 
 ノートパソコン用電池モジュールの順達科技(ダイナパック)と、同業の加百裕工業(セルクスパート・エナジー)の合併計画が、株式交換比率で両社が合意に至らず、暗礁に乗り上げている。当初、今年12月31日に合併基準日を設定したものの、白紙化される可能性もあるとの観測が出ている。16日付蘋果日報が伝えた。

 両社は8月、ダイナパック1株に対し、セルクスパート1.7株の株式交換比率で合併を決定。しかしダイナパックはその後、セルクスパートの財務資料を調査した結果、株式交換比率を12%以上再調整する必要があると主張していた。

 一方、セルクスパートの主管は「ダイナパック側からは株式交換比率変更の根拠となる資料や、引き上げ後の比率の提示もされていない」と指摘。合併計画が進行していないことが、既に出荷など業務に影響しているため、ダイナパックに今月25日までに株式交換を実行するよう要求している。