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DRAM価格、Q4は3割下落も=集邦科技


ニュース 電子 作成日:2010年11月16日_記事番号:T00026582

DRAM価格、Q4は3割下落も=集邦科技

 
 市場調査機関、集邦科技(トレンドフォース)の調査によると、11月上旬のDRAM契約価格は1ギガビット(GB)DDR2および1GBDDR3チップともに1.41米ドルまで落ち込み、10月下旬に比べ7.97%下落した。2GBDDR3モジュールも同期間に7.41%下落し25米ドルとなっている。集邦科技は、第4四半期もDRAMの生産増が続くため、価格はさらに低下、今四半期の2GBDDR3モジュールの下落幅は30%に達する可能性もあると予測した。メーカー各社は赤字の危機に直面することになる。16日付経済日報が報じた。

 一方大手DRAMメーカー、南亜科技は、DRAM価格は9〜10月の大幅な下落を経て、11〜12月には下落ペースが緩和し、今四半期下落幅は20%程度とみている。

 力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は「現在最大の問題は需要が回復しないこと」とした上で、「業界では生産ラインの非標準DRAMへの切り換えを開始しており、価格が反発するのは市場在庫の消化と各社の減産効果が表れる来年第1四半期」との見通しを示した。