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台湾の半導体生産、来年世界首位に=ICインサイト


ニュース 電子 作成日:2010年11月16日_記事番号:T00026583

台湾の半導体生産、来年世界首位に=ICインサイト

 
 市場調査機関、ICインサイトによると、台湾半導体業界のウエハー月産能力は来年中旬に8インチ換算で300万枚、世界全体の生産能力に占めるシェアは22.4%に達し、初めて日本を抜いて世界最大の供給地域になる見通しだ。16日付工商時報が伝えた。

 台湾のウエハー月産能力は、今年中旬で266万枚(8インチ換算)、世界シェアは21.5%だった。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)など、各社が12インチ工場建設により生産能力を拡充させているため、2015年には月産408万枚、世界シェア24.3%まで成長するとみられる。

 業界関係者は「04年以降、台湾はパッケージング・テスティング(封止・検査)で世界最大の生産能力を誇っている。チップ生産でも世界最大となることで、システムメーカーに対する重要性がより高まる」と指摘した。