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全虹通信、アップル代理店徳誼の経営権取得


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026590

全虹通信、アップル代理店徳誼の経営権取得

 
 通信キャリア、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の子会社で情報家電店「全虹通信」を展開する全虹企業は16日、米アップルの販売代理店の徳誼数位科技(データエクスプレス)の経営権を取得すると発表した。全虹は1億台湾元(約2億7,000万円)以上を投資し、徳誼の株式70%を取得するとともに、台湾全土の38店舗を傘下に収める。17日付工商時報が伝えた。

 遠伝としては女性の李彬総経理が就任後初めての投資行動で、通信大手3社で初めてアップルの販売代理権を持つ店舗網を獲得した。全虹は現在、台湾全土に172店舗を展開しており、徳誼の店舗を含めると、販売網は210店舗に増える。

 遠伝は現在、全虹企業に61%を出資している。アップルのタブレット型パソコン「iPad」が12月初め(予測)に台湾で発売される際には、徳誼で先行して取り扱う予定だ。

 徳誼は遠伝への経営権譲渡に際し、資本金を現在の4,500万元から1億元に増強する増資を行う。