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陳致中氏の買春は「事実」、裁判で認定


ニュース 社会 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026593

陳致中氏の買春は「事実」、裁判で認定

 
 陳水扁前総統(収賄罪で有罪確定)の長男、陳致中氏が買春に及んだと報じた週刊誌「壱週刊」を相手取り、陳致中氏が損害賠償を求めた裁判で、高雄地方法院は16日、「報道は事実と認められる」とし、原告の訴えを退ける判決を言い渡した。17日付蘋果日報が伝えた。
 
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陳致中氏(左)は女性票を減らすのではないか。妻の黄睿靚氏(右)は夫を支える姿勢だが、内心はいたたまれない思いのはずだ(16日=中央社)

 陳致中氏は報道は事実に反するとして、壱週刊に200万台湾元(約550万円)の損害賠償を求めていた。高雄地方法院は、携帯電話の通話記録から陳致中氏が今年3月以降、少なくとも5回にわたり、買春に及んでいたと認定した。

 判決はまた、裁判所が陳致中氏の自宅がある高雄市内のマンションの監視カメラ映像を提供するよう求めたのに対し、陳氏が拒否した点を挙げ、「もし原告に有利な内容ならば提供を拒否しなかったはずだ」と指摘した。

 現在、高雄市議選に出馬している陳致中氏は「判決は軽率かつとんでもないもので、政治弾圧だ」と反論し、弁護士と協議の上、控訴するかどうか決定するとした。